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歳時記


「なごり雪」
 
 春とは、草木の芽が「張る」。田畑を「墾(は)る」、気候が「晴る」の意味に由来し、立春から立夏
まで、陰暦では1月・2月・3月とされますが、気象学的には太陽暦の3月・4月・5月、天文学的には
春分から夏至までとされています。
 ウメにつづきサンシュユなどの花はすでに咲いていますが、風は

冷たく農作業にはまだ早く、先月初旬からスギの花粉の飛散が確認

されるなど天候に恵まれ、今週中には桜が開花すると予想されてい

る地域がいくつかあって・・・・。

 もう春なのか、まだなのかはっきりわからず、
写真

 しかし、何年か振りの花粉症の症状に耐えながら、徐々に「春」を実感していたところ、
 雪が降ってきました。なごりの雪です。、
 もう春です。
 何年ぶりかの花粉症症状には「小青龍湯」がよく効きました。