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歳時記


啓蟄
 啓蟄の「蟄(ちつ)」は「ちゅう」の慣用読みで、3月5日(陰暦2月上旬)は、
暖かくなってきて冬ごもりをしていた虫達が地中からはい出し活動を始めることを表します。
人々もいよいよ農作業の本格的な準備をする時期にはいりました。
これからはあちこちで草刈や土起こしの作業風景が見受けられることでしょう。
ところで虫といってもさまざまな漢方薬があります。
どれくらいあるか、見てください。
白蟻、九香虫、五倍子虫、孫太郎虫、枸杞虫、五穀虫、青腰虫、
九龍虫、地胆、天牛 などです。でも、こんなものが漢方薬でほんとにあるのかな?
流通段階では、上記のものはないようです。