コブシ モクレン科 冬は花の少ない時期である。しかし、花が無くても冬芽の観察も面白い。 コブシは北海道から九州までの山地に分布する落葉高木である。花芽も葉芽も毛に覆われていて暖かそうである。薬用には開花直前の花蕾を用いる。 | |
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ニシキギ ニシキギ科 日本全国に分布する落葉低木である。枝に翼があるから葉が無くとも容易に区別ができる。冬芽は枝の先端に大きな頂芽を1つと、その下に対生した側芽をつける。薬用には枝を日干しにして用いる。 | |
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ハリギリ ウコギ科 北海道から九州の山地に分布する。樹は大木になり、家具などの材料に利用される。冬芽は枝の先端に大きな頂芽をつけ、春にはその新芽を食用にするらしい。薬用部分は根皮および樹皮を日干しにして用いる。 | |
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ムベ アケビ科 関東以西に分布するつる性の常緑低木。薬用部分は茎および根、細かく切り、日干しにする。果肉はアケビのように食用になる。ツルは強靭なので結束に、また、カゴなどの細工物に使われる。 | |
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メグスリノキ カエデ科 日本特産種で、本州、四国、九州の山地でみられる。冬芽は枝の先端に頂芽を1つと、側芽を対生する。一見、カエデに見えないが秋の紅葉がきれいで、実からカエデの仲間であることがわかる。薬用部分は樹皮および小枝。 | |
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