ウメ バラ科

2月に入ると各地からウメの花便りが聞かれる。ウメは花もよし、香りもよい。万葉集にはウメの歌が120首も登場する。当時はサクラよりもウメが流行して、貴族はこぞって庭に植えたらしい。真似をして白梅を一鉢栽培している。果実は食用にも、薬用にもなり、ウメは生活に身近な植物である。
ウメ バラ科 ウメ バラ科
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ネコヤナギ ヤナギ科

花序を拡大して見ると、ふさふさした動物の毛のようにも見える。それを猫の尾に見立てて付いた名の様である。春を告げる花として親しまれ、開花する前の銀白色の花序がきれいなので、よく早春の生け花にも使われる。また、庭木として植えられる。
ネコヤナギ ヤナギ科 ネコヤナギ ヤナギ科
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ヒュウガオウレン キンポウゲ科

園芸界で、オウレンは産地で分類されていて、山野草店には日本各地のオウレンが並んでいた。国内産はもとより中国産のオウレンまでもが集められていて、趣味で栽培するなら、いろいろなオウレンを比べて見るのも面白い。写真は日向地方のヒュウガオウレンである。
ヒュウガオウレン キンポウゲ科 ヒュウガオウレン キンポウゲ科
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フクジュソウ キンポウゲ科

庭の木の下にフクジュソウを植えておいたところ、毎年花を咲かせてくれて、おまけに年々花の輪数が増えてきた。花は温度や光に敏感に反応するようで、冬でもフクジュソウの花が咲いているときは日が射して暖かく、農作業も一段と捗る。
フクジュソウ キンポウゲ科 フクジュソウ キンポウゲ科
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バイカオウレン キンポウゲ科

花が梅に似ていることから付いた名の様だ。葉柄の先には小さな葉が5枚付くからゴカヨウオウレンともいう。根茎の発達が悪いから薬用としては栽培されないらしいが、花がきれいなので山草として鉢植えが市場にたくさん流通している。オウレンは花が終わった後の、実の付く姿もなかなか面白い。
バイカオウレン キンポウゲ科 バイカオウレン キンポウゲ科
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