ウメ 各地から梅の花だよりが聞かれる頃になりました。百花に先駆けて咲く梅には寒さを払い去り、春を呼ぶ力があるようです。しかも梅の木は山にはなくて、人里に植えられたものですから、人々は花の時期になると観梅に訪れます。薬用には未熟な果実を烏梅や梅干しにして用います。 | |
前画面へ戻る | |
フキ フキノトウを天ぷらに、細かく刻んでスープに浮かべ、味噌に混ぜ込んでフキ味噌にして食べます。フキノトウの次に出てくる葉の葉柄を、茹でて味付けをすればおいしい佃煮になります。もちろん薬用としての効果も期待できますから、身近にあると重宝します。 | |
前画面へ戻る | |
フクジュソウ フクジュソウの花は太陽の光にきわめて敏感で、朝日が当たると開き、夕方、薄暗くなると閉じます。毎日毎日、開閉を繰り返して10日余りも咲いています。古くから観賞用に栽培されていて、多くは黄色い花ですが、赤や緑色の品種も知られています。 | |
前画面へ戻る | |
ロウバイ 雪の舞うような寒さの中でも、蝋細工のような黄色の花を咲かせて芳香を放ちます。玄関を入るとその香りから、ロウバイが生けてあるのを知ることがあります。花や香りが良いので観賞用として庭園や庭に植えられます。 薬用には開花前のつぼみを乾燥して用います。 | |
前画面へ戻る | |
マンサク マンサクの名は、春、他の草木よりも早く咲くから「まずさく」また、豊年満作のしるしからついたとも言われています。枝には、葉が出る前に黄色い花を数個がかたまって付けます。変種にマルバマンサクと言い、花の赤い品種などがあります。薬用には葉を収斂止血剤として用います。 | |
前画面へ戻る | |