新型コロナウイルスによる感染拡大は、いまだに終わりが見えませんが、日本では3月13日をもって、マスク着用に関しては、個人の判断によることになりました。それでも半数以上の人達がマスクを使い続けると言っていますが、その結果はどうなるでしょうか。

また、ロシアがウクライナに侵攻をはじめて、2月24日で1年が経過しました。この戦争はいつまで続くのでしょうか。戦闘の長期化が懸念されます。また、和平への道筋は残されているのでしょうか。

さて、近くのスーパーなどでは、いろいろな種類の柑橘類が販売されるようになりました。温州みかんや、デコポンをはじめ、キンカンやネーブルなどその種類は様々です。実際には、それぞれ特異的な季節があり、数週間市場に流通しただけで消えていく種類も少なくありません。ミカンの皮は薬用とされ、ウンシュウミカンの皮は生薬「陳皮」として有名です。

NHKの大河ドラマでは『どうする家康』が人気ですが、静岡の駿府城にある徳川家康公の像の横に、家康公の時代に使用されていたとされるミカンが植えられています。当時、実際に食べていたミカンとは種類が異なるかもしれませんが、現在、流通しているミカンよりも小さなミカンが食べられていたようです。このミカンは今でも毎年実がなり、その実は一般に配布されています。

そういえば、豊臣秀吉は、若いときにミカンの皮を集めて、自分の陣羽織を購入したそうですが、やはり当時からミカンの皮を生薬「陳皮」として利用していたと考えられます。