新型コロナウイルスによる感染拡大は、全国的に収まってきていますが、まだ予断を許さない状況にあります。特に今年の秋からは、新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念されています。

またロシアのウクライナへの軍事侵攻は続いていますが、ロシアも住民投票を行うなどいろいろな手を使ってきています。

さて今年の夏も、酷暑ともいえるとても暑い日がありました。そのような夏の疲れは9月ごろから身体に出てくるようです。体力を回復するためには、特別な食材を食べるのも一つの手です。少し値がはるかもしれませんが、「うなぎ」を食するのはいかがでしょうか。うなぎは胸の部分が黄色であるから、「むなぎ」が転じて「うなぎ」と言われるようになったといわれています。

うなぎの血には毒があります。そのため基本的に血をぬいて、焼いたり、蒸したりしてから食べます。昔から高級な店では焼く時に、生薬「膠飴」を用いたそうです。

切り方は、当初は、筒状に切ったうなぎを棒に刺して焼いたものが主流だったと思われます。この形が植物のガマの穂、すなわち「蒲の穂」に形が似ていたことから、「蒲焼き(かばやき)」の名前がついたとされます。昔は今のように背開きや腹開きなどは無かったようです。