ナスやトマト、キュウリやスイカなど夏野菜と呼ばれるものが市場に出回るようになりました。これらの野菜は、この時期の夏の日差しをたくさん浴びて大きくなります。夏野菜は身体を冷やす作用があることから、暑い夏の日に食すと良いとされています。

今回は、これまでと趣向を変えて、問題形式でお話をすすめてみます。下記のすべての文章に共通する植物が何であるかを当ててみてください。

1.ナス、トマト、ピーマン、トウガラシ、ジャガイモなどの植物は、この○○科に属します。

2.ハシリドコロやタバコなど、この○○科に属する植物には成分としてアルカロイドを含むものが多く、薬用、食用、観賞用として用いられます。

3.本品はインド原産とされ、食用とし、広く栽培されています。

4.本品は、日本において民間薬として、果実、へたの黒焼きを、いぼ、しもやけ、腫れ物などに用いるとされています。

5.本品は英語でeggplantといいます。

6.初夢として見ると縁起が良いとされ、一富士、二鷹、3○○の言葉があります。

7.「秋○○は嫁に食わせるな」という言葉があります。秋に採れた○○は美味しいので、嫁に食べさせる必要はない、という意味と、秋○○を食べすぎて、体を冷やしすぎないようにとの二つの意味があると言われています。

さて、これらの文章があらわしている食物(民間薬)は何を指しているでしょうか。
答えは、「ナス」です。