まずは、皆様あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

「雪の少ない冬」といわれ、昨年は人々が活動する期間、ほとんど雪はありませんでした。

雪は年末から降り始めて、その数日間は薄暗い時間がつづきましたが、2日早朝には明るい日が差し込んできました。

窓の外は、葉を落とした木々の細い枝にまで雪が積もって、真っ白の世界が広がっていました。

「雪は天から送られた手紙である。」

忘れていた優しいフレーズが思い浮かんできました。

冬に雪が多いと生活に困りますが、全くないと感動が少なくなります。

中国には古来薬用にする雪というものが知られています。

それはちょうどこの時期(陰暦12月)に降る雪で、蝋雪といわれます。

気味は、甘、冷、無毒。

季節の気による急性病、小児の熱病、飲酒後の熱などに適し、茶を煎じて、粥を煮ると熱を解きや渇きを止め、

食物を浸し、貯蔵すれば虫の害を受けないなど、一切の毒を解くとされています。

日陰で密封保存すると数十年間は大丈夫ともいわれています。

日本に古くから伝わる「寒の水」に似ているようです。

今はすでに二十四節気の「寒」に入っています。

一年の中で、これから降る雪や水は、最も解熱や殺菌効果が強いようです。

お茶やお料理など身近なところで、上手く利用できそうです。