金色に光る田圃の稲穂も熟し、穂先がどんどん下がってきました。

すでに稲刈りを終えた田もあり、時々「はざがけ」(「はぜがけ」ともいう。)の風景も見られます。

そろそろ、秋祭りがやってきて、新米を口に出来るときが近づいています。

できれば、「はざがけ」で自然乾燥させたお米を食べたい。

お米には、うるち米ともち米とがありますが、「麦門冬湯」や「竹葉石膏湯」などに配合されるのは前者の玄米です。

生薬名は粳米で、滋養、健胃の効果があり、体の弱っているときや、もちろん普段の食事にも適しています。

さらに発熱後の渇きや、胃が弱っているときには粳米粥がよいでしょう。