今朝、草の陰から小さなドクダミの花を見つけました。
するとここにもあそこにも、いろんなところで花が咲いていたことに気が付き始めました。
すでに咲いているもの、蕾のもの。
私の中では梅雨時期のイメージが強く、今年も梅雨が近づいていることを感じます。
ドクダミの花といえば、白い花をイメージしますが、白い花びらのようにみえるものは包葉であり、葉の変形したものです。
中心部の棒状部分にたくさんついているひとつひとつの小さい黄色のものが本当の花です。
生薬名は、「十薬」で、解毒、解熱、消炎、緩下など多くの効能を有する薬という意味があります。
ドクダミ茶などは、便秘などによいといわれており、飲用されている方も大勢いらっしゃることと思います。
丁度、花のあるこれからの季節が、ドクダミ採集に適しています。
生では独特の臭いが鼻につくのですが、それも乾燥すればなくなります。
身の回りのドクダミで自家製のお茶を製してみるのもいいですね。
市販品とはちょっと違った趣を楽しむことができるかもしれません。